ココシェリーは、フィリピン人と日本人の共同でたち上げたグループです。

 

日本人と結婚して日本に在住するフィリピン人女性たちのグループを支援してきました。

交流の場としてフィリピン料理の食べ放題のイベントをカフェぽぉで月一度開催してきました。

 

フィリピンの貧しい子供たちを支援してほしいということでこれまで学用品(ノート・鉛筆などの筆記用具・画材など)を送ったり、孤児たちの施設に子供服の古着などを届けたりしてきました。

 

「ココナッツオイルが健康に良い、特にアルツハイマーの予防やダイエットに効果がある」と聞いたので、Sさんがフィリピンに帰省するときにいつも買ってきていただき、自分でも毎日食べ、友人たちに分けていました。

そしてココナッツオイルのほとんどが外国産業の製造によるもので、フィリピンの人たちには利益が還元されていないことを知りました。

また、品質の善し悪しの見分けがつきにくく、粗悪品(乾燥したものを高温圧搾したり、溶媒に溶かして抽出したり、古いココナッツにカビが生えないよう防かび剤が使用されていたりいろいろあるそうです)を買ってしまうこともありました。

 

安心して食べられるココナッツオイルを、必要としている人に届けたい。

素晴らしい自然の恵みを、現地の人々の生活の向上に結びつけたいと言う願いで、ココシェリーを立ち上げました。

 

現在は地域に利益を還元しているgreenlife社からの商品を取り扱っていますが、そのいっぽうでSさんのふるさとルソン島のクラベリアにココナッツの植樹を始めています。

ココナッツが収穫されるのは7年後からですが、小規模でもこうしたことが地元の人たちの利益につながることを願っています。

 

今後とも学用品や古着などを送る活動は続けていきます。

 

ココシェリーで収益が出たらクラベリアの小学校に給食を提供するのが今の目標です。

 

小学校は予算不足で、予算を捻出するため学校で子供たち向けのお菓子を販売しています。

給食がないので子供たちは、家に食べに帰るかお菓子を食べるか、我慢するかです。

家に食べに帰るのも交通費がかかるし、母親の負担が増えます。

甘いお菓子を販売することが子供たちの健康に良いわけがありません。

アメリカの食品産業の影響でフィリピン人に糖尿病が激増しています。

給食とともに健康的な食習慣を身につける食育のお手伝いができたらと思っています。

 

 

RECEPTION AND STUDY CENTER FOR CHILDREN

 

ケソンシティーにあります。

孤児たちとシングルマザーが生活しています。

8月に訪問したときもっていったのと、10月には郵送で、子供服の古着と大人向けの古着を寄付しました。

 

ここでは200人くらいの0歳から18歳までの子供たちが暮らしています。予算も物資も不足がちです。

子供服の古着はとても喜んでいただきました。

 

(注 子供たちの画像は掲載しません)

 

https://www.youtube.com/watch?v=KL_8OkURFAk